ルイスポールセンは、デザインは簡素であるほどフレキシビリティ―は高い、という考えで2009年にトルボー 120 ペンダントを開発しました。今回新しくなるトルボー 120の色調は、ブラック、ホワイト、ダーク・ローズ、ライト・グレー、ブルー・グレーの、控えめな5色のパレットです。色彩トーンを抑えたトルボー 120は、開発当初のデザイン・コンセプトをさらに推し進めるもので、おなじみのシンプルなフォルムが、よりモダンに周囲と調和します。単体でも複数でも空間のシンプルな佇まいを際立てる、直径12センチのコンパクトなペンダントです。2018年4月から発売します。
今回のトルボー 120は、さまざまな美的感覚や空間に適応するシンプルなデザインの可能性をひきたてます。これまでのトルボーは、シェード内側のカラフルな色合いを特徴にしていました。新しい5色のトルボー 120はより現代的で、繊細で上質なインテリア・コーディネーションに活躍します。 シェード内側も、すべて白色塗装です。
「これまでわたしたちは、そのシンプルなフォルムを活かして、サイズや材質、用
途を無限に試すことができる、さまざまなトルボー・シリーズを開発してきました。例えば、トルボー 290は屋外用の街路灯ですし、トルボー 220は屋外ウォールランプや、乳白ガラスを使った屋内ペンダントとしてもロングセラーです。トルボー 120は下方に光を向ける機能に徹する、シリーズ最小のもので、今回のリニューアルは、洗練された控えめな色調でインテリアに新たな創造性を提供します。」 ルイスポールセンのアイデア&デザイン・ディレクター、ラスムス・マークホルトはそう説明します。
このクラシックなペンダントは、単色でも混合色でも、単体でも複数でも、あるいは一列に並べてもランダムに配置しても、さらに、さまざまな高さで吊り下げても、美しくまとまります。使う人の個性次第でアーティスティックな表現が可能です。そのような可能性を考慮することが、新色を選ぶ鍵でした。ブラック、ホワイト、ダーク・ローズ、ライト・グレー、ブルー・グレーの5つのオプションは、互いに補完し合う、クリエイティブな選択肢です。
そしてトルボーの楕円形のシェードをモティーフにした控えめで美しい形は、キッチンやダイニング、リビングルームから廊下、オフィス、寝室まで、さまざまな建築様式の環境にナチュラルに調和し、他の照明と問題なく共存します。
ルイスポールセンは、トルボー 290(1982年発売)やトルボー 155(2006年発売)のデザインをベースに、2009年にトルボー 120を開発しました。すべてのトルボー・シリーズのシェードの形状は、実は、ポール・ヘニングセンが着目した楕円形リフレクター(反射板)の形状に基づいています。ヘニングセンは1966年に楕円を反射板に採用した街灯灯をデザインしましたが、この形状は屋内照明でも有効なことが実証されています。この形状のリフレクターは、光源の眩しさを見えにくくして光を拡散し、一箇所を集中的に照らす作業用照明にも、一般的な部屋の照明にも適しています。
ブラック、ホワイト、ダーク・ローズ、ライト・グレー、ブルー・グレーのトルボー 120ペンダントは、2018年4月に発売します。
トルボー 120 ペンダント 新色 2018年4月発売
デザイナー: ルイスポールセン社
電球: G9 ハロピンランプ 40W
色: ブラック、ホワイト、ダーク・ローズ、ライト・グレー、ブルー・グレー.
(シェード内側は白色.)
材質/仕上: アルミ、塗装仕上.
サイズ: φ120mm H 121mm
質量: 0.5.kg
税抜価格: 28,000円
1874年に創業したデンマークの照明器具メーカー、ルイスポールセンは、デザインと光の両方を追求した製品を作り続けています。デザインのすべてのディテールが役割を持っており、すべてのデザインは光に始まり、光に終わります。ルイスポールセンは、住宅、建築、ランドスケープのための、屋内と屋外両方の照明ソリューションを世界中で提供しています。ポール・ヘニングセン、アーネ・ヤコブセン、ヴァーナー・パントン、 オイヴィン・スロット、アルフレッド・ホーマン、佐藤オオキ、 ガムフラテーシといったデザイナーやアーキテクトとの密接なパートナーシップによって、ルイスポールセンは世界の照明のトップ・ブランドのひとつとしての地位を築き、コペンハーゲン、ストックホルム、マイアミ、オスロ、ロサンゼルス、東京、デュッセルドルフにショールームを置き、グローバルな事業を行っています。