(Re)discover icons
卓越した光の品質、クラフツマンシップ、そしてデザインへのこだわり — これこそが、ルイスポールセンの光<照明器具>を唯一無二の存在にしている理由です。2023年春、ルイスポールセンは、ブランドを象徴するレガシー製品の“再”発見を促すキャンペーン< (Re)discover icons >を実施します。新製品を含む厳選した照明器具全xx型をラインナップ。ポール・ヘニングセンをはじめとする才気あふれるデザイナーやアーキテクトと密接なパートナーシップのもと築きあげた伝統と、新しいものへのチャレンジが共存するルイスポールセンの魅力を表現します。
このキャンペーン実施を祝して、アーネ・ヤコブセン(1902 - 1971)が手掛けたテーブルランプ<AJ Oxford>を復刻リリースし、オイヴィン・スロット(1978-) の<パテラ>シリーズには新サイズΦ300が加わります。
ルイスポールセンのアイコン照明はそれぞれの形で活躍してきました。タイムレスなデザインは、インテリアのトレンドや年代を問わず、あらゆる空間に調和し、心地のよい雰囲気を作り出してきました。そして今、これらの名作照明を “再び”発見する時がやってきました。< (Re)discover icons キャンペーン(以下、本キャンペーン)>は、新製品2型を含む厳選したアイコンデザイン全xx型に焦点をあてて展開します。新製品のうち1型は、かつてアーネ・ヤコブセンが手掛けた傑作建築プロジェクトから誕生した照明の復刻モデルです。
(Re)discover icons 製品ラインナップ(デザイナー名、オリジナル発表年または製品発売年)
- PH アーティチョーク(ポール・へニングセン、1958年)
- PH 80(ポール・へニングセン、1974年)
- PH 5(ポール・へニングセン、1958年)
- PH 3/2 テーブル(ポール・へニングセン、1927年)
- パンテラ(ヴァ―ナー・パントン、1971年)
- AJ フロア (アーネ・ヤコブセン、1958年)
- AJ Oxford テーブル(アーネ・ヤコブセン、2023年春<復刻・新製品>)
- パテラ Ø300(オイヴィン・スロット 、2023年春<新製品>)
製品ストーリー
- <PH 3/2 テーブルランプ>は、1927年に遡る作品です。ポール・へニングセンが設計し後に何百もの照明設計の元となった<3枚シェードシステム*>に基づきデザインされました。今日も、<PH 3/2 テーブルランプ>はグレア・フリーの光を拡散し、柔らかく心地のよい雰囲気を生み出しています。
- <AJフロアランプ>は、1957年にアーネ・ヤコブセンの SASロイヤルホテル(現 ラディソンコレクションロイヤルホテル;コペンハーゲン) のプロジェクトの一部として誕生しました。ヤコブセンは、ホテルの建築設計に限らずトータルデザインを手掛け、< AJランプシリーズ>もホテルと同じくらい象徴的な存在に。このホテルは、”世界初のデザインホテル”として今でも世界中で知られています。< AJランプシリーズ>は、ヤコブセンのデザイン哲学を象徴するようなスタイリッシュなフォルムが時代を越えて愛されています。直線・斜線・直角の組み合わせが特徴的で、下向きの光を放ちます。
- 1958年は、ポール・ヘニングセンとルイスポールセン社とのコラボレーションをハイライトする年でした。ヘニングセンは、<PH 5>を誕生させ、”ガラスの王冠”と称された<PH セプティマ>を基に、<PH アーティチョーク>も手掛けました。<PH 5>と<PH アーティチョーク> は、ヘニングセンを代表する作品であり、どちらも本キャンペーンに登場します。
- 本キャンペーンを祝して、2023年春より復刻発売となるのは、アーネ・ヤコブセンが1960年代に手掛けた英国オックスフォード市内にある<セント・キャサリンズ・カレッジ>のために設計した<AJ Oxfordテーブルランプ>です。ヤコブセンのトータルデザインが色濃く反映された<セント・キャサリンズ・カレッジ>は、モダニズム建築の傑作として高く評価されています。建物や内装も1960年代からほとんど変わらずに、いま現在も教育や学生寮として使用されています。<AJ Oxfordテーブルランプ> は、"形態は機能に従う”というスカンジナビアの伝統を感じ取ることができます。支柱の延長に、スタンドとしての役割を同時に果たすデザインが施され、そのままコードに向けて流れるように視線を導きます。彫刻的なシェードの形状は、ランプ全体の表情にバランスをもたらします。<AJ Oxfordテーブルランプ>は、全4つのヴァリエーション(2つの高さたプ・2つシェードタイプ)で登場します。
- 1971年、ヴァーナー・パントンは、彼自身の作品のなかでも重要なデザインアイコンとなる<パンテラ>を誕生させました。彫刻的かつ均整の取れた有機的なフォルムが特徴的な<パンテラ>は、パントンの大らかな性格を映し出すように、柔らかい拡散光を周囲に広げます。<パンテラ>はパントン自身が非常に気に入っていた作品として、スイスのバーゼルにある自邸ではさまざまなヴァリエーションの<パンテラ>が設置されました。
- 1974年、ポール・ヘニングセンの生誕80年を祝して<PH 80フロアランプ>は製作されました。ヘニングセンが手掛けたその他の<PHランプシリーズ>同様に、<PH 80>も“3枚シェードシステム”に基づき設計され、ヘニングセンによる照明への継続した科学的アプローチと、生涯を通じて追い求めた情熱が示されています。オリジナルモデルには、ヘニングセンが重要視していた暖かみと雰囲気のある光を提供するために、特徴的な赤いトップリフレクターを備えています。
- 本キャンペーンの製品ラインナップを締めくくるのは、最小サイズの<パテラ>です。2015年、デザイナーのオイヴィン・スロットは、古典的なシャンデリアの魅力をモダンな感性で再解釈した照明として、オリジナルの<パテラ>を設計しました。<パテラ>は、ひまりや巻貝などの自然界にみられるフィボナッチ数列にもとづき複雑なパターンで設計され、空間に光と影が織り成す魅力的な世界を広げます。本キャンペーン実施を祝して、2023年春より、<パテラシリーズ>最小となる新サイズΦ300が加わります。
ルイスポールセンについて
1874年に創業したデンマークの照明器具メーカー louis poulsen <ルイスポールセン>は、デザインと光の両方を追求した製品を作り続けています。デザインのすべてのディテールが役割を持っており、すべてのデザインは光に始まり、光に終わります。ルイスポールセンは、住宅、建築、ランドスケープのための、屋内と屋外両方の照明ソリューションを世界中で提供しています。光をかたちづくるという哲学のもと、ポール・ヘニングセンをはじめ、アーネ・ヤコブセン、ヴァーナー・パントン、nendo 佐藤オオキ、ルイーズ・キャンベルといった、才気あふれるアーキテクトやデザイナーと密接なパートナーシップを組み、デザインと機能美を備えた照明器具を数多くリリースしてきました。ルイスポールセンは世界の照明のトップ・ブランドとして、コペンハーゲン(本社)、マイアミ、オスロ、東京、シンガポール、デュッセルドルフにショールームを置き、グローバルな事業を行っています。