スマートで洗練された、新時代の街路灯、ホーマンパーク.配慮の行きとどいた光を、現代の都市環境に提供します.
デンマークのデザイナー、アルフレッド・ホーマンとルイスポールセンが共同開発した新しい公園・街路用照明「ホーマン パーク」は、抑制のきいた繊細でスタイリッシュなデザインです。今後の都市環境で求められる、直接光による効率の高い光と、ルイスポールセンらしい人に優しい光を両立させる街路灯として、今年11月より発売いたします。
ホーマン パークは、ルイスポールセン社が実施した新しい街路照明のコンペティションの4つのエントリーのうちの一つでした。コンペティションの目的は、現在のアメリカとヨーロッパでの屋外照明のトレンドに沿う、エレガントで、先進の光学技術を採り入れた、広場、公園、歩道用の街路灯のリサーチでした。ホーマンパークの、スマートで洗練された機能的なデザインは、圧倒的に高い評価を得て、製品化が決定しました。
すっきりした円錐形のホーマン パークは、効率の高い直接光を下方に放ちますが、照明器具の上下のリングが発光するタイプと、リング部分が発光しないタイプがあります。上下のリングが発光するタイプは、照明器具自体のフォルムが照らされて都市のなかのガイドライトとなるほか、LED発光面の輝度感を和らげ、目に優しい光を提供します。
ホーマン パークは、ルイスポールセン設計の円形 LED ボードを中心にデザインされています。このLEDボードは、ルイスポールセンの街路灯「LPカプセル」でも採用したもので、照明器具の下端から約 40 mm 奥に取り付けられています。コントラストを低減する反射板のほか、完全に水平に設置したLEDボード(planar フロントプレート)を装備して上空への光もカットし、光害を減らそうというダーク・スカイ・ムーブメントの考えにも合致しています。LEDドライバーなどの電子部品は、アルミダイキャストに粉体塗装をしたヘッド内に収蔵しています。
ホーマンパークは、2018年11月より販売します。
アルフレッド ・ ホーマンについて
アルフレッド ・ ホーマン(1948 年生まれ)はコペンハーゲンを拠点とするデンマークの建築家でありインダストリアル デザイナーです。ホーマンは1976年にコペンハーゲンのデンマーク王立芸術アカデミーで建築の学位を取得しました。学生時代、有名な建築家、ヴィルヘルム・ウォラートの事務所で働き、建築界のプロフェッショナルとして最初の数年をそこで過ごしました。
ホーマンは1978 年にデンマークに自らのデザイン事務所を開設し、1987年から1995年の間には、建築家、デザイナーとしてアメリカでも仕事をしています。今日では、ヨーロッパ各国の学校で建築・デザインの客員教授として教鞭をとっています。
アルフレッド・ホーマンはデンマーク国内外で数多くのデザイン賞受賞歴があり、1999年にはルイスポールセンの街路灯「キップ」でiF 製品デザイン賞、1992年にはフリッツハンセンの椅子「アンサンブル」でレッド・ドット・デザイン賞、1987年にはルイスポールセンのウォールライト「ホーマン ウォール」でデンマーク・インダストリアル・デザイン賞を受賞しています。
ルイスポールセンについて
1874年に創業したデンマークの照明器具メーカー、ルイスポールセンは、デザインと光の両方を追求した製品を作り続けています。デザインのすべてのディテールが役割を持っており、すべてのデザインは光に始まり、光に終わります。ルイスポールセンは、住宅、建築、ランドスケープのための、屋内と屋外両方の照明ソリューションを世界中で提供しています。ポール・ヘニングセン、アーネ・ヤコブセン、ヴァーナー・パントン、オイヴィン・スロット、アルフレッド・ホーマン、内山章一、佐藤オオキ、ガムフラテーシといったデザイナーやアーキテクトとの密接なパートナーシップによって、ルイスポールセンは世界の照明のトップ・ブランドのひとつとしての地位を築き、コペンハーゲン、ストックホルム、マイアミ、オスロ、ロサンゼルス、東京、デュッセルドルフにショールームを置き、グローバルな事業を行っています。
2018年9月 プレスリリース