アーネ・ヤコブセンは、1957年にコペンハーゲンのSASロイヤルホテル(現ラディソンコレクション)のために「AJランプ」をデザインしました。現在このシリーズは、建築家アーネ・ヤコブセンを代表するデザインとして世界中で知られています。当時、AJランプは、テーブル、フロア、ウォールランプの他、小型のテーブルランプ、デスク取付用のテーブルランプでシリーズ構成されていました。ペンダントのAJ ロイヤルとともに、AJランプは、ヤコブセンが手掛けた SAS ロイヤルホテルのデザイン・コンセプトの一部として誕生しました。アーネ・ヤコブセンは、ホテル建築の細部までを設計するだけでなく、ホテルで使われる家具やユーティリティアイテムのほとんどをデザインしました。直線、斜角、直角の組み合わせを持つAJランプのフォルムは、ホテルロビーに置かれたソファシリーズ“3300”のフレームの角度だけでなく、ヤコブセンが手掛けた建築物の斜めの外形にも平行して配列されていると言われています。AJ ランプは、銅製とステンレススティール製の2種が、ホテル内の複数のエリアに配置されていました。AJガーデンボラードも同じデザインコンセプトで、シェードはAJミニテーブルランプと同サイズです。他のAJシリーズ同様、洗練されたデザインで、支柱の傾きもAJフロアのそれと同じです。AJガーデンボラードは、屋外においてもヤコブセンのデザインが楽しめる、アイコニックなガーデンライトです。